今日で、2020年も終わりますね。

新型コロナの影響で、散々な一年でしたが、文房具業界は熱い一年でした。

それでは、2020年を振り返ってみます。




1.日本の技術力を見せつけた、1本

三菱鉛筆「ジェットストリーム エッジ」

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油性ボールペンで、世界初!ペン先0.28mmのボールペンが登場。

ワイヤーのペンクリップや、六角形のペン軸など、人気のペンの「いいとこ取り」の感が

ありましたが、その実力は本物。

低粘度インクの「ジェットストリーム 」だから成せた技ですね。

反響も大きく、限定色が売り切れになる店舗も多かったです。

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2.「リノベーション」が女性の心を
     掴んだコクヨ


既存の商品を、女性向けに「リノベーション」した「KOKUYO ME」

ロングセラーの「測量野帳」や、

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「エラベルノ」といったマイナー(失礼)なボールペンを、女性が好むカラー展開で、

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別物に仕立て上げたのは流石。


3.ブレないボールペン、ゼブラ
 「ブレン」が、マルチになって登場!

ゼブラ「ブレン3C」

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佐藤オオキさんが、デザインを担当して話題となった「ブレン」

「黒」「赤」「青」の、3色マルチボールペンとなっても、デザインやペン軸の太さが、

ほぼ変わらなかったのが、凄かった。

シングルの「ブレン」は、100円ショップに並ぶなど、絶対王者「ジェットストリーム 」に迫る

人気商品になりました。


4.「直液式」の「Vコーン」が、ノック式に

パイロット「Vコーン ノック」

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直液式水性ボールペンとして、約30年間、売れ続けている「Vコーン」

水性式は、インクが乾きやすいため、キャップが必須だといわれてきましたが、

インクの変更と先端にフタをする構造が「ノック式」を可能にしました。

インクが、ドバドバ出てくる気持ちのいい書き味が好きな方に、おすすめです。


5.プラチナ万年筆 55年ぶりに「ノック式」
 万年筆を発売


プラチナ万年筆「キュリダス」

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「ノック式」万年筆の弱点(インクが乾きやすい、価格が高い)を克服、55年ぶりに発売された

「キュリダス」が話題を集めましたね。気軽に使えますよ。


6.シンプルな構造と、高いデザイン性が、
ドキュメントホルダーのイメージを変えた


キングジム「サンドイット」

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平ゴムと板だけのシンプルな構造で、収納したドキュメントを最適な厚さで保管できる

画期的なドキュメントホルダーです。デザインを、クリエイティブユニット「TENT」が

担当しているのも話題になりました。


7.ジェットストリーム 新製品ラッシュ

2020年後半、立て続けに発売されたジェットストリーム の新作

三菱鉛筆 ジェットストリーム「メタルエディション 4&1 」

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アルミ製のローレットグリップを採用したマルチペン、従来のラバーグリップの劣化が

気になる方、ラバーグリップが苦手な方におすすめです。


三菱鉛筆 ジェットストリーム「エッジ 3」

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ペン先が、世界最小(0.28mm)の油性ボールペンが、マルチになって登場!

一般的なマルチペンのように、中央の穴からペン先を出すと、ペン先に角度がつき過ぎて

書きづらいため、リボルバー拳銃のような形になった「変態」ボールペン。


8.絶対王者に追随!アクロボール

パイロット「アクロボールTシリーズ03」

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ジェットストリームに続き、アクロボールにも「極細」が登場!

こちらのペン先は「0.3mm」低粘度のアクロインキもジェットストリームに劣らず、

書きやすいです。


9.2021年の本命ボールペン

サクラクラフトラボ「005」

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個人的には「2021年文房具大賞」の最有力候補だと思っているゲルボールペンです。

一度、手にとってみて下さい。手放せなくなりますよ。


以上、2020年を振り返ってみました。








みなさま、今年もお世話になりました。2021年も、みなさまを笑顔にするブログを描き続けて

いきます。

主催:上新 純一 (うえしん じゅんいち)



















気がついたら、ペンばかり…

いくら筆記具が好きとはいえ、これは???


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