この本の著者は、弁護士の高井 伸夫さん。忙しい毎日の中で、時間を
有効活用する目的で提案しているのが「3分以内話法」

その使い方や内容について紹介します

「話しを短く」するのが目的ではない。

「3分以内話法」は、自分の言いたい事を伝え、納得または感動させた
り、相手に行動してもらう効果的な手段。

「手短か」「多岐にわたる」「核心をつく」が話し方の基本

「手短か」とは「3分以内話法」そのもの。
「多岐にわたる」とは全体に関する目配り
「核心をつく」とは「結論」から入り、原因や理由、所感を簡潔に述
 べる話し方のこと。

800〜1,000字の原稿を3分間で読む訓練を

TVやラジオのアナウンサーが、1分間に読む文字数が約400字と言われ
ていますから普段耳にするものより、ゆっくりしたペースを意識しなが
ら訓練しましょう。

短いスピーチのほうが記憶に残りやすい

長い時間、ダラダラと話しても無駄ということですね。この辺りを勘違
いしている話し手さんは案外多いのではないでしょうか。

このように本の前半では「3分以内話法」の内容や訓練方法などが紹介
されています。

後半では、話し方のテクニックを中心とした内容でまとめられています。

その中で私が「目からウロコ」だった部分について紹介していきます。

言葉や筋書きを頭の中で映像化して話す

映像の方が「圧倒的に情報量が多い」「臨機応変に対応できる」という
ことが理由なようです。普段から話しを映像化する訓練を行っておきま
しょう。

「内容の濃い短い話」をするためには「深い知識」と「多量の
データ」が必要

常日頃から、TV、ラジオ、新聞、インターネットなどのメディアを利用
した情報収集や幅広い分野の書籍を読む事も必要なのですね。


「話しが長い」「内容が残らない」などの指摘を受けて悩んでいるビジ
ネスパーソンの皆さん、是非一読をおすすめします。




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