著者は数々の狭小住宅を手がけてきた「杉浦伝宗」さん。

最近、世帯主の男性から「狭くてもいいから自分の書斎が欲し
い」と要望されることが多く、この本を書こうと思い立ったそう。

住まいで重要なのは、

「広さではなく、居心地のよさ」

私のような「マンション住まい」であっても、「書斎が持てる」

杉浦さんの知恵とノウハウが詰まったこの本、紹介します。

杉浦さんが考える「ミニ書斎」の定義

「寝室」「リビング」「廊下・階段」などの一角に設けられた
広さ3畳以下の、世帯主専用のスペース

この程度の広さの場所って、よく考えて探せばどこの家にもありそう
です。

ミニ書斎に必要な「3種の神器」

「机」「椅子」「書棚」

「書棚」がなぜ必要か?

それは「壁」の代わりとなるから。「ミニ書斎」は完全な「部屋」で
なくてもいい、家族の視線を遮ることができればいいのです。

どうしても、「場所がみつけられない!!」場合はどうするか。

解決策として「時間帯を工夫する」ということ。

「空間」ではなく「時間」に注目すると、家族が寝静まった「深夜」
または「早朝」のリビングが「書斎」になる。

これは「目からウロコ」でした。これなら大きめのコンテナボックスに
趣味の道具詰め込んでおいて、使う時だけリビングテーブルに置けばいい
のです。

今年こそ「趣味」を持ちたいという方はこの方法から始めてみてはどう
でしょう。

中盤にはミニ書斎をつくる「9つのアイデア」として、「押し入れ」
「階段最上部」「階段下」「廊下」「リビング」「寝室」「玄関」など
具体的なアイデアが、さらに後半には「DIY」で3種の神器を作る方法
などが紹介されています。

私の場合、読書が趣味なのでたくさんの本があるのですが「未読」のもの
だけリビングに書棚  ( 2箇所 ) を設けて置いています。

この辺りをまとめて「ミニ書斎」にチャレンジしたいと思います。




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