著者の「放生 勲」さんはドクター。HP「赴任ルーム」の主催者でも
あります。

一般的な「知的生活」本とは異なる「がんばらない」をキーワードに
放生さんが提案する「長続きする」知的生活のノウハウが詰まってい
る本です。

・「明日できることは今日行わない」

  「明日の事は分からない」です。こういう考え方のほうが、案外
  うまくいったりして...
  『マニャーナの法則 明日できることを今日やるな 』にも通じる
  ものがありますね。

・「常識を疑え」

  常識に縛られるあまり、「非効率」なこと続けていませんか?
  生活の見直しを行ってみましょう。

・「スキマ時間」の活用
・「仕事は区切りの悪いところ」で止める

  これは多くの「仕事術」本でも推奨されている内容ですね。

・「初速が大切」

  仕事にも「慣性の法則」が働くそう。取っ掛かりは「全力」で
  いきましょう。

・「1日何度も睡眠を取る」

  寝る前よりも朝、寝起きの方が、効率がいい。だから1日何度も
  「寝起きの時間」を作ると。これは目からウロコですね。

・「鼻先ニンジン作戦」

  『いつも結果を出す人の整理する技術 』でも紹介されていましたが、
  私には合わないようです。

・BGMは「ジャズ」

  『TIME HACKS! 劇的に生産性を上げる「時間管理」のコツと習慣
  でも紹介されています。これは効果大です。

・「原稿は声で書け」

  現在は「音声認識」の機能も向上しているので、これはありかも。
  ただし、「話す脳」と「書く脳」は根本的に違うような気がする
  のですが...

・「10対3の法則」

  ”10個のうち3つ役立てばよしとする” 納得!!
  メジャーリーガーでも、「4割」打てないもんですよ。人生、そんな
  もんと考えたら、心が軽くなりますね。

・「天才・秀才」をまねる

  思考や取り組む姿勢を真似るということ。

・「仕事とは相手を喜ばせること」

  良い言葉ですね。早速、手帳にメモりました。

最後に、放生さんは、仕事場や書斎の環境や、仕事道具についてもアド
バイスされていますが、

・「パソコンのスペックは追わない」
・「パソコンは持ち歩かない (作業場所ごとにパソコンを置いておく)」
・「バージョンアップはしない」

という提案には、賛同できません。

バージョンアップにより、今まで使っているソフトが使えなくなったり、
操作方法が変わったりすることのリスクを考えての提案でしょうが、
「急がば回れ」でその方が結果的に”効率UP”することもあるのでは?
取捨選択も必要ですね。

「知的生活」を実践している人もこれから始めようとしている人にも価値
のある内容、お勧めです。





「知的生活」さらには、これからの季節、重宝するこの商品




使い方は本書にて。



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