この本のタイトル「ずるい思考術」は「ラテラルシンキング」を差し
ます。決して、不法なものではありません、念のため。

「ラテラルシンキング」って何?

日本語では「水平思考」と訳され、物事を深く追求する「論理思考 (垂
直思考)」と対で紹介されることが多い思考法。

代表的なものとして、多湖 輝さんの『頭の体操』が有名。

ここで、「論理思考」と「水平思考」についての軽〜い説明を。

 ・論理思考:「目標」達成のための思考法
 ・水平思考:「目的」達成のための思考法

例えば「お腹がすいた」とします。

「空腹を満たす」のが、「目的」。「何を食べようか」「どうしようか」
あれこれ広く考えるのが、「水平思考」。

「炒飯が食べたい」これは「目標」。「食べるため」に交通手段や「所
持金」など実行に移すために深く考えるのが「垂直思考」。

前者を「抽象的」、後者を「具体的」と呼んでもいいかも。

「ラテラルシンキング」上達のコツとは

 ・疑う力
 ・抽象化する力
 ・セレンディピティ (偶然を偶然として無視しない)

実際にどんな問題が出ているかというと

 「13枚の千円札」を3人で分けるには
  (これは例題です)

答えはいくつもあります。

 ・3人で寿司屋に行って、「この予算で握って」と言ってお寿司を
  食べる。
 ・3人で4千円ずつ貰い、残りの千円を寄付する。

など、など。

クソ真面目に「電卓」使って計算した人、このままでは「負け組」になる
恐れが...

「なんだよ〜この問題!」「ふざけんな!」といいながら60問の問題を解
いてみましょう。自分のレベルが分かります。

最後に、実際の問題を一つ。

Q05:日本で飲まれるレモンティーの謎

  日本ではポピュラーなレモンティー。だが、世界的に見るとマイナーな
  飲み方らしい。
  なぜ、日本だけこんな飲み方が広まった?

答えは...本書で!!



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