いやー、知りませんでした。あの「スマレコペン」がリニューアルしていたとは!

「スマレコペン」といえば、ペン先が二つに割れたミドリのマーカーと、スマホアプリを
使って新聞や雑誌のスクラップが「切り取らずに」作れるという文具。

不器用なボクは「二重線」が上手に引けず、いつの間にか…

「CUTPEN」を知ったキッカケは、鹿児島市にある雑貨屋「What」宮路店長さんのFBへの
投稿&みなさんのコメントでした。

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しかも、この「CUTPEN」は、




AI ( 人口知能技術 ) を利用して、スキャンした文字(キーワード)を認識、関連記事を
検索してくれるというスグレもの。

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おぉー、まさに大好物!実際に試してみました。

箱に入っていたのは、パッケージ通りの赤いゲルボールペンと取説のみ。

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このインクが特別なのでしょうか…

取説には、「シリアルID」のシールが貼られています。

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有効期限は「一年間」です。

もう一つの道具、スマホアプリをダウンロードして準備完了。

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新聞用と書いてあったのですが、スクラップしたい記事の多い雑誌で試してみることに
しました。

ちょうど手元にあった『BUN2』10月号を使ってテストです。

アプリを立ち上げ、シリアルIDを入力

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実はシリアルIDがなくとも使えるのですが、スキャンするたびに「動画の広告」が流れる
仕様になってます。これがなんとも邪魔臭い!!

シリアルID入力して再スタート

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まずは新聞と同じ「縦書き」の記事で試してみました。

太めのペン先 (1.0mmぐらい) で、書きごごちは悪くありません。

まずは真面目に「定規」を使って線を引きました。

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いよいよスマホで撮影です。赤い「ハサミ」のボタンをタップすると自動でシャッターが
下りる仕掛けになってます。

編集機能に「補正」というのがあり、それを使用すると背景が白色になって見やすくなり
ます。

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画面を「スワイプ」すると、文字(テキストデータ)に含まれる「キーワード」を探しだして
ネット検索してくれます。


「消しゴム」というキーワードにヒットしたようです。

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次は、ちょっと意地悪をして適当にマーキングしてみました。

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さすがにこれは認識されなかったです。「赤枠がありません」のメッセージが出てしまい
ました。

ここで、文具好きのボクには、一つの疑問が…

このペン、ゼブラさんの「SARASAクリップ」じゃね???

比べてみました。

ほらね、そっくり!(左側が「SARASAクリップ」)

っていうか、同じじゃん!!

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ならば、いけるはず!

ここで、もっと意地悪を仕掛けてみました。

「横書き」の記事を「SARASAクリップ 0.7mm」で、囲んでみました。

すると…

「赤枠がありません」の文字が表示されました。

「せ、線が細いのか??」こちらも意地になって、二重、三重と線を太くしてみました。

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なんということでしょう、読みが正しくスキャンできました。

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そして、画面をスワイプすると、

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おぉーっ! できるじゃん!!

すげーっ!!感動した!! by 小泉純一郎

ふぅ。

その他の機能として、スキャンした画像を各ファイル形式(PDFやPNG)に変換して
保存したり、テキストデータとして「メール」で利用したりすることもできます。

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詳しくは公式サイトを確認してくださいね。


それにしても「恐ろしい子」


長々と書きましたが、

結論

太いペン先の「SARASA クリップ」とアプリがあれば、なんとか使用できますが、スキャン
後の動画広告の「邪魔臭さ」を考えると、まずはパッケージ版を購入しましょう。

新聞以外にも使えるので用途は広がると思います。

情報取集ツールの一つとして、ビジネスパーソンには「必携の一本」です。




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