先日、smoothさんのブログ「マインドマップ的読書感想文」で、
気になる本を発見。「リアル書店」で購入してみました。

その本がこれ

『絶倫食』



見て下さい、この表紙。実際、買うのには少し勇気が入りました。

レジで、店員さんの「カバー」の声にかぶせ気味に

「も、もちろん、お願いします」

と、思わず答えてしまいました。


さて、この本は著者である小泉武夫さんが、世界中の「滋養強壮」
に効き目のあるとされる様々な食材を調査、時には食してみた結果
がまとめられています。

それでは幾つか紹介してみます。

「人間の「尿」には強力な強精強壮部質が含まれている。」

知らなかったです。「尿」って、体の中の不要なものばかり入って
いると思っていたので意外でした。

「江戸では「ねぎま」というスタミナ料理があった」

現在の焼き鳥の「ねぎま」ではありません。ねぎとマグロの「トロ」
を、醤油ベースの汁で煮た料理のこと。

これ、スタミナ云々の前に、美味しそうですね。昔はトロよりも、
「赤身」の方が高かったそうです。

「スタミナ鍋の代表「参鶏湯 (サムゲタン)」」

鶏を丸ごと一羽料理する鍋料理には、スタミナ食が多いそうです。
中でも代表的なものがこれ。「高麗人参」が入っているところが
効きそう。

この他に、メジャーなところでは「ニンニク」や沖縄の「山羊汁」や
「イラブー汁 (ウミヘビ) 」「ウナギ」などを紹介。

また、変わったところではカンボジアの「アカアリ」大量の「キャベツ」
などが紹介されています。

それにしても小泉さん、いろんなもの試されています。

こういう類いの食材って、いわゆる「ゲテモノ」が多いと思うのですが、
それを物ともせず、食される姿勢に感動さえ覚えます。

「山羊の睾丸」や「オットセイのち○こ」なんて、絶対にムリです!!

最後に、身近にある意外な食材にも「滋養強壮」作用があるそうなので
そちらを紹介しておきます。

それは「スルメ」です。

天日干しすることで、ぎゅっと濃縮されるので、生で食すよりも効果が
あるそうです。

とりあえず、明日の「おやつ」はスルメにしてみるか。

食べ過ぎには注意しましょうね。




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