俗にいう「朝型人間」と「夜型人間」の比較を行うと、圧倒的に
「夜型人間」のほうが多い (私を含め) 現代。「夜型人間」はいろ
いろと損をしているらしく...

著者の「美波 紀子」さんは、出版業界に身を置くライターさん。
典型的な「夜型人間」であったにも関わらず、今では完璧な「朝
型人間」に...

この本には、美波さんの「早起き」チャレンジの様子や睡眠の仕
組み、快眠のための環境、「早起き」の効果まで書かれています。
新書サイズで読みやすく一気に読んでしまいました。

では、内容の紹介。

「休日に寝だめ」する人は、永遠に早起きができない。

耳が痛いです...

「睡眠学」には「睡眠負債」という考え方がある。睡眠の不足分は、
きっちり返済するまでしつこく取り立てに来る。そうです。

休日の「睡眠負債」の返し方については本書を...

「脳を味方に付ける (脳にプレッシャーをかける)」

寝る前に「明日、寝坊したら大変なことになる」と「脳」に言い聞か
すことが大切。「軽く、軽く」ですよね。あまり強く思い込むと、
逆に眠れなくなるのでは?

「夜型」「朝型」は遺伝で決まる!!

著者さん曰く、簡単に変えられるそうです。言い訳にできませんね。

「朝の光を浴びて”体内時計”をリセットする」

人間の”体内時計”は、人によって異なるのですが、約24〜25時間。調整
に「光」が必要なのは今や常識。

「早起きすると痩せる?」

エネルギー消費量が増えるホルモン「レプチン」は、睡眠不足では出ない
ので、「夜型人間」は太りやすいのです。
(科学的にも立証されています。)

「8時間以上寝る」人は死亡リスクが高くなる。

では「理想の睡眠時間」は、というと、7時間30分 だそうです。

他にも「短時間睡眠」の弊害や「早起き」の利点が、これでもかと
いうぐらい紹介されています。

さらには「早起きによって人生が好転した」ひとの話まで。

まさに「早起きは三文の得」ですな!!

最後に、著者さんがスッキリ目覚めるために編み出した「あること」
も紹介されていて、まさにお買い得の一冊。

私自身、早速、今夜から実践してみたいと思います。

目指せ「細マッチョ」モテおやじです。



「思い立ったが吉日」ですよ。先延ばしは無しで。





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