不況のなかで日本の各企業が「利益」を生み出すために必死になって考え出した
アイディアが「クイズ形式」でなんと61個も収められているのがこの本

著者は、放送作家、地域戦略プランナーの肩書きを持つ「横山龍太」さんです。

Q:「マツモトキヨシ」が仕掛けた繁盛店に見せるアイディアとは?

A:1号店なのにたくさん支店があるよう架空のナンバリングをした。
  (1号店にはNo.22をナンバリングしている。)

Q:「サムスン」の世界規模のブランディングとは?

A:世界中の主要空港に巨大な広告を出した。

Q:「フーターズガール」の採用基準とは?

A:より高学歴でインテリな女性を採用している。

といったアイディアのヒントとなるクイズばかり。

答えの後ろには「いもづる雑学」と題し、関連した雑学が紹介されているところは
ただの「クイズ本」では終わらせない「人を楽しませる」放送作家としての横山さんの
心遣いが見えてきます。

どこから読んでも「タメになる」新しいカタチのビジネス書です。

「営業マン」にはもちろん、「就活」中の学生さんにもいいかも。